町中華のチャーハン
RECIPE NO.313
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樋口直哉
準備時間
00
時間
00
調理時間
00
時間
12
町中華風のチャーハンはパラパラというよりも「しっとり」して、味もしっかり、かといってしょっぱいわけではなくバクバク食べられるのが理想です。そのためにはまずチャーシューから作りはじめます。チャーハンのために「チャーシューの煮汁」が必要だからです。別レシピ「町中華風チャーシュー」を先に作ってください。

材料(1人分)
炊き立てごはん
200g

長ネギみじんぎり
20g
※長ネギの量は好みです

1個

チャーシューの角切り
50g

チャーシューの煮汁
大さじ1/2

オイスターソース
小さじ1

テーブルコショー
6振り

ひとつまみ (0.8~1g)

うまみ調味料
ひとふり
※お好みで

植物油
適量
※鍋ならし用

ラード
大さじ1~2
※町中華風チャーシューの煮汁に浮いたラードも使えます

道具
ノンステックフライパン26㎝

シリコンスプーン
※シリコンヘラでも代用できます

ボウル

菜箸

作り方
【手順1】
チャーハンは一気に作っていくので、材料は手元に揃えておきましょう。長ネギはみじんぎりにし、卵は箸で溶いておきます。

【手順2】
秘密兵器はチャーシューの煮汁とオイスターソースです。この二つで塩が少なくとも絶妙な塩梅に仕上がります。
オイスターソースはチャーシューの煮汁で溶いておきましょう。

【手順3】
炒める油は「ラード」を使います。ラードはスーパーなどでかんたんに入手でき、しかも安価で保存もきくので、持っていて損はありません。ラードを使って炒めることで、甘みが効いた町中華風の味わいになります。


STEP01
【手順4】
Reproにフライパンを置いてを押し200℃に温めます。アラームが鳴ったら、植物油を注ぎ、ならしてから一度戻し、ラードを溶かします。ラードの量は大さじ1~2が目安。

STEP02
【手順5】
ラードが解けたらを押してすぐに、半量の長ネギのみじんぎりを加えさっと炒めます。ネギの香りを油に移しつつ、油の温度を下げるのが目的です。好みでここに生姜やにんにくのみじん切りを加えてもいいでしょう。

【手順6】
長ネギがかすかに色づいて香りが立ち、鍋肌の温度が下がったところに卵を投入します。ざっくりと混ぜて半熟にしましょう。

【手順7】
すぐに温かいご飯を入れ、お玉(シリコンスプーン)の底で広げるようにしてほぐします。

【手順8】
ここから先は一気呵成です。そのままにすると卵が焦げてしまうので、かき混ぜながらご飯を炒めていきます。フライパンを振るう必要はありません。

【手順9】
長ネギの残りとチャーシューを加え、さっくりと混ぜます。

【手順10】
チャーシューの煮汁で溶いたオイスターソースを加え混ぜ合わせます。

STEP03
【手順11】
仕上げに塩ひとつまみとテーブルコショーを6振りして、器に盛り付けます。

【手順12】
ネギを炒め始めてから、ここまでの所要時間は2分です。チャーシューのタレやオイスターソースなどの調味料を加えてからの加熱時間を短くすることで、べったりした仕上がりになるのを回避できます。

マルチステップ
STEP01
加熱(高)
200C
を押すまで

STEP02
加熱(高)
200C
00:02:00

STEP03
終了

アシスト表示
STEP01
HEATING
200℃に加熱中
KEEPING
植物油を注ぎ、ならしてから一度戻し、ラードを溶かします

STEP02
KEEPING
長ネギがかすかに色づいて香りが立ったら卵から炒め始めます

STEP03
加熱終了です

メ モ
しっとりチャーハンのポイントはまずご飯から。ご飯は通常の水加減よりも1割減らした状態で炊飯します。冷ご飯ではなく、温かいご飯を使うのもポイント。冷ご飯を使うと加熱時間が長くなり、その分水分が飛ぶのでパラパラというよりもパサパサになるからです。
チャーシューにしっかりとした味がついているので、薄い印象はないはず。卵、チャーシュー、ご飯のいずれもしっとりとして、ぱさついた印象がなければ成功です。