しいたけ出汁の取り方
RECIPE NO.182
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門之園知子
準備時間
00
時間
10
調理時間
00
時間
22
干し椎茸のうまみ成分”グアニル酸”を最大限に引き出すための温度帯を活かした出汁の取り方です。60〜75℃の温度帯で、干し椎茸中のリボ核酸をグアニル酸に変える酵素が活性化します。しかし45〜60℃では、ヌクレオチド分解酵素というグアニル酸を分解する酵素が働くので、一気に70℃まで上げ一定時間加熱するのがポイントです。

材料(4人分)
干し椎茸
4個 (約24g(※))
※※大きさによって異なります。水の量を計算するために、重量を測りましょう。

約480ml(※)
※※椎茸の重量の20倍

道具
片手鍋
  ジオ・プロダクト 18cm

ボウル中
  iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ボウル 丸型 

作り方
【手順1】
干し椎茸の重量を量り、必要な水の量を計算します。水の量は、しいたけの重量の20倍が目安です。
干し椎茸は軽く水で洗ったのち、計量した水を加え、冷蔵庫で一晩戻します。

【手順2】
手で触って戻りきっていないところ(硬いところ)がないか確認しましょう。戻りきったことを確認したら、加熱します。

STEP01
【手順3】
戻した干し椎茸と水を全量鍋に入れ、Reproにセットします。椎茸のうま味成分に変える酵素が働く70℃で2分半加熱します。45℃〜60℃はうま味成分を分解する酵素が働く温度帯なので、一気に70℃へ到達させましょう。

STEP02
【手順4】
90℃で2分加熱して、酵素を失活させます。

STEP03
【手順5】
椎茸出汁の完成です。すぐに使わない場合は、粗熱を取って冷蔵庫で保管しましょう。

マルチステップ
STEP01
加熱(低)
70C
00:10:00

STEP02
加熱(低)
90C
00:02:00

STEP03
終了

アシスト表示
STEP01
HEATING
70℃へ加熱しています。
KEEPING
70℃で10分間抽出します。

STEP02
HEATING
90℃へ加熱しています。
KEEPING
90℃で2分加熱します。

STEP03
抽出終了です。

メ モ